セルフスタンドの清算機のパネルをご注文いただきました。
地元日進市内の、セルフスタンドシステムを販売してみえる会社様からのご依頼です。古くよりお世話になっております。
誠にありがとうございます。
オーダー数は5枚という微妙な数量・・・笑
大量生産であればシルク印刷で製作するべきですが、今回はインクジェット印刷で対応します。
これはまだ透明セパレーター(剥離フィルム)を剥がす前のインクジェット出力シートです。
粘着面に印刷されています。
保護紙を貼ったままで黄土色の板は、透明のアクリル板2tを、レーザーカットしたもの。
データ類は一切いただけませんでしたので、今までお使いの実物を採寸したり、スキャンしてトレースしたりしてデータ作成いたしました。
清算機には何箇所かの突起があり、アクリル板の抜き窓と位置をピッタリ合わせるため、何度もプロッターで原寸を描き、実物を重ねて確認、微調整する必要がありました。
セパレーターを剥がしたところです。
しつこいようですが、粘着面に印刷されています笑
完成品は、アクリル板の裏面からインクジェット印刷シートを貼っています。透明アクリル越しにデザインが表示されているわけです。
アクリルの抜き窓は、印刷シートを貼り付けてから、手作業でシートを切り抜いています。
文章で伝わるかどうか・・・、パネルの上のほうの小さい四角が5つ並んだ部分。あと、その真下の反射してしまって分かりにくい、もう少し大きい四角と丸2つ。
これ、カッティングプロッターで印刷シートを抜いてあり、透明なんです。
手順的な問題で、どうやったら良いか、かなり悩みました。工夫が必要だった理由は、同業者さんじゃないと分からないかな?
データ作成からのスタートで、工程も多く、コストが高くなってしまいました。
ところが、今まで使われていた既存のパネルと比較しても、そこまで高くなかったようです。
というか、清算機のメーカーさんに頼んだところ、枚数が少ないせいか、お断りされてしまったのだそうです。
様々な製作物に対応できます。
お困りの際は、一度ご相談いただく価値があるものと自負しております。
LINEでもお問い合わせいただけます。