「Beauty Salon きれいのお店」様 複合板切文字の製作取付

複合版切文字看板 看板職人の看板製作記
複合版切文字看板

天白区原に新しくオープンされました「きれいのお店」様より、複合板の切文字の製作取り付けをご依頼いただきました。誠にありがとうございます。
LINEでお問い合わせいただき、ほぼ全ての打ち合わせをLINEにて行いました。

複合版切文字看板
複合版切文字看板

居抜きで入られましたので、看板のベースパネル部分は既設です。

元々お客様は、カルプ文字をご希望でした。
しかし文字が小さく、カルプ文字では分厚すぎるため、複合板の切文字となりました。

カルプ文字をはじめとした厚みのある文字は、文字高さの10分の1程度の厚みが目安となります。
厚み部分の色は、基本的には「バックの色の近似色」をお勧めしています。
ところが、なぜか近年はバックの色の近似色にすることは極めて稀で、ほとんどの場合は文字色と同じ色で製作しています。

理由は定かではないのですが、個人的に思っている理由。それは、デザイナーさんが幅広く活躍し、看板のデザインもデザイナーさんが行うことが増えたからではないかな、と。看板の知識が浅い人(ゴメンチャイ)に「バックの色の近似色」と言うと理解できないようで、デザイナーさんには「それでは文字に厚みを持たせる意味がない」とまで言われたことがありました笑

まあ、最近は目が慣れてしまって、文字色と厚み部分が同色でも、違和感を感じなくなってしまいましたね。
取付壁面が素材感のあるもの(大理石とか木目など)の場合は文字色と同色、筆文字、手書き文字などの場合や、厚みが標準厚よりもかなり薄い場合も、文字色と同色の方が良いと思います。

あともう一つ。
マニアックな話なのですが、看板の文字を製作する場合、通常はAdobe Illustratorのパスデータ(輪郭のデータ)が必要になります。
画像や写真しかない場合は、それをトレースしてパスデータを作る必要があります。
ところがですね、今回はお客様がご用意した画像データしか無かったにもかかわらず、パスデータを作ってないんです。
拡大印刷して、それを原稿に手作業で切りました。
NCルーターを導入してイキっている看板屋さんもありますが(ゴメンチャイ)、必ずしも機械の方が優秀とは限りません。おかげで、随分お値打ちに仕上がったと思います。

複合版切文字看板
複合版切文字看板

表面はツヤけし白のシート貼り、厚みの部分は複合板切りっぱなしだと見栄えが悪いため、ツヤ消し白でガン塗装しています。

「きれいのお店」様は、小顔など美顔系のエステサロンで、若い女性がお2人で運営されるようです。天白橋東の交差点を、南に少し入ったところにあります。ローソンの隣です。
お近くの方はぜひご利用ください。

日進市・東郷町で看板製作 有限会社ロゼ
日進市の看板屋さんです! 日進市・東郷町・名古屋市をはじめ、愛知県内の看板製作は、看板の何でもおもちゃ箱、ロゼにご相談ください。一緒に楽しい看板づくりをしましょう!

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