同業者様よりご依頼いただきました。
誠にありがとうございます。
縦7m、横2mの壁面看板です。
アルミフレームにアルミ複合板、インクジェット出力貼りという仕様。
国道沿いで、隣地の建物の屋根をかわすため、屈伸式バケット車での作業でした。
壁面看板をバケット車だけで取り付ける場合、バケット車に乗った作業員が手で持った状態で取付位置まで上がるわけです。手で持てる限界サイズは、概ね1800×3600くらいですかね。4畳のサイズです。それ以上のサイズが不可能というわけではありませんが、リスク回避です。
で、今回の7000×2000ですと、パネルを分割して製作します。2分割だと現場の日が強風だとヤバいかなと思って、3分割にしました。
さて。
弊社のことをよく知らない一般のお客様は、弊社ではせいぜい畳1畳程度の看板しか作ってないだろうと思われている方が多いようでして笑
たまたま工場にみえた際に地上塔看板や3~4畳くらいの看板を見て、サイズが大きいことに驚かれます笑
「え~っ、こんな大きな看板も作るんですね!」
まあ、ちょっと馬鹿にされた気分になりますね笑
壁面看板の場合は、サイズが大きくても分割して作るだけです。つまり、理屈上の限界サイズは無限大ということになります。
壁面看板を分割製作する場合、問題になるのは各パネル同士のジョイントの処理ですね。
取り付けてしまうと、パネルの繋ぎ目部分の裏側には手が入らなくなりますから、パネル同士を固定する(縫い合わせる)方法がありません。
簡単にやるなら、パネルの繋ぎ目部分は看板の正面、表示面から壁に向かってビス留めするわけです。
または、ジョイント位置のアルミ複合板は、あとで張るか。
これ、おそらくどこの看板屋さんでも課題の一つではないでしょうか。
以前、縦1800×横5400の看板を取り付けに来ていた他の看板屋さんと現場がガチ合ってしまい、順番を先方さんに譲って、どうやって取り付けるのか見ていたことがあります。
笑っちゃったんですが、看板を取り付ける前に2枚のパネルを裏側でボルトでジョイント、4人掛かりくらいでトリャーッと持ち上げて取り付けてました笑
場合によっては有効な方法なので、〇〇〇〇方式と勝手に名付けて、時々真似してます笑
〇〇〇〇ってのは、そこの看板屋さんの社名です笑
実は、そんなことしなくても、裏技があるんですよね~笑
もちろん企業秘密です笑
今回は、その企業秘密方式にて取り付けています。
企業秘密ですから写真は載せません笑
あと、取付金具ですが、上下左右に長物のアングルを取り付けて、看板パネルをアングル内側にはめ込んだ取り付け方をされる看板屋さんが多いようです。
アルミフレームの看板だと、アルミフレームにビス留めするわけです。
人のことなんでまあいいですが、もうちょっとプロらしい取付をしてほしいもんですね。
余ってた錆止め塗料で取付金具を塗装したら、使うのがもったいないくらい高級に見える金具になっちまいました笑
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