カルプ文字の製作

カルプ文字 看板職人の看板製作記
カルプ文字

同業者さまからご依頼いただきました。誠にありがとうございます。

実は弊社において、同業者様からのご依頼が最も多いのがカルプ文字です。
弊社で製作するカルプ文字のうち、なんと9割以上が同業者様からのご依頼です。
ウチ、カルプ文字屋じゃないんですけど笑

なんでこんなことになってしまったのか分かりませんが笑、シート貼り(インクジェット出力貼りを含む)や塗装、スタッドボルト取付などをワンストップで行えるのが強みみたいですね。
さらに、どうやら安いらしいんです。

ミシン鋸での切り出しは、数ある看板製作作業の中でも、最も、テクニックが直接的に品質に響いてしまう製作物の一つです。

道具があれば製作できる、という類のものではありません。
全くの素人が初めてミシン鋸での切り出し作業を始めたとしましょう。そこそこ頻繁に練習したとして、比較的簡単な形状を、ある程度の品質で切れるようになるまで、2か月くらい。
どんなパターンの仕事でも困ることなくできるようになるのが1年くらい。

仕事に練習を持ち込むわけにはいきませんから、未経験者にとっては、比較的とっつきにくい作業といえるのではないでしょうか。ミシン鋸は、丸っきりの職人仕事なんですよ。

どうして私がミシン鋸を使えるのかといいますと。

私が最初に勤めた看板屋さんで、ウッドラック(発泡ポリスチレンボード)の切文字を作らなければならない連続物の仕事が降って湧きまして。
実は当初は外注に頼んでました。
ところがその仕事は予算が厳しかったので、一部外注に出しつつ、少しずつ自前で切り始めたんです。慣れるに従ってだんだんその割合を増やし、最終的には全て自前で製作するようになりました。

1文字30㎝程度の筆文字フォントは、切るのが簡単です。多少失敗しても分かりませんからね。また、30㎝程度であれば大きすぎないので取り回しやすく、小さすぎないのでシビアじゃない。
1文字10cm以下のような、ゴシック体(直線の多い文字)はかなり難しいです。特に、細い文字。ゴマカシが効きません。

今は自動で切り出せる機械も普及し始めました。私も一頃、導入しようと研究しました。
結局導入には至りませんでしたが、機械があろうがなかろうが、手作業で切れるという自信は大きいのです。

今では滅多にやらない書き文字も、インクジェットやカッティングが主流となった今でも、そのノウハウが活かされていると思います。

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カルプ文字って、製作すると製品よりもゴミの量が多いんですよ汗
それがカルプの最大の欠点です笑

日進市・東郷町で看板製作 有限会社ロゼ
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