全高3m程度の建植看板の製作施工です。
同業者様よりご依頼いただきました。
誠にありがとうございます。
75×75の角パイプのみで組む鉄骨で、漢字の「月」の形です。
単純な構造なのですが、何も考えずに溶接すると、正確なサイズに仕上がりません。
溶接は、鉄同士を溶かしてくっつけます。溶けた状態でくっつき、冷えると・・・溶けた部分の体積が減るため、歪みが発生するんです。
T字やL字に組む場合、直角の内側を溶接すると、仕上がった際に鋭角になります。
例えば角パイプを正方形に組むと、四つ角全てが鋭角になり、辺の部分が撓ります。
看板の場合、例えば行灯のようなフレームの場合は外装の板金を張ります。板金がキレイに仕上がれば良いわけで、そこまで精密に仕上げる必要なありません。ですが、今回のような「月」の形ですと、何も考えずに溶接していくと脚部が内股になってしまうんです。それでは困りますよね。
これを防止する方法で最も簡単なのが、「逆歪み」という方法。
火を入れると歪んでしまう量を見越して、最初から反対方向に歪ませてから溶接する方法です。
写真で支柱と支柱の間に木の角材が嵌め込んであります。これ、予めガニ股状態になるようにしてるんです。数値的なものはヒミツね笑
歪み対策は、他にもいくつかあります。
単純なように見えて、色々とノウハウがあるのです笑ヒヒヒ
日進市・東郷町で看板製作 有限会社ロゼ
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