会社様（メーカー様）のロゴの箱文字看板の製作取付のご依頼をいただきました。
誠にありがとうございます。
今回の箱文字は、ベース側に表面側が被さる構造で、いわゆる「弁当箱」という方法です。その名の通り、昔のアルミの弁当箱からイメージされたネーミングになります。
また、色はシートではなく焼付塗装でと指示がありました。ﾅﾝﾃﾞﾔﾈﾝ笑
箱文字の素材は亜鉛鉄板（ゼロスパングル）で、製作・仮組後、表面側だけ焼付塗装に持ち込みました。
よく聞く「メラミン焼付」は屋内用の塗装ですので、今回は使えません。メジャーなところではスチール家具がこの塗装ですね。
本当は粉体塗装が良いのですが、塗料メーカーからリリースされている色数が少ないんですよ。粉状の塗料は塗装前と塗装後では、色も見た目もかなり異なります。簡単に調色ができないんでしょうね。コツを掴めば、在庫塗料の混ぜ合わせでも調色できそうな気がしますけど・・・。
で、今回はアクリル焼付です。商用車なんかがこの塗装だと思います。
焼付塗装に持ち込むため、2組ある文字の組み合わせが分からなくなってしまわないよう、「合番」を付けておく必要があります。
肉厚のある鉄の場合は、私はドリリングで印をつけています。
今回は薄鉄板ですので、刻印を使いました。しっかしコレ、老眼のせいでまるで見えませんね・・・笑
文字は１０mmほど壁面から浮かせて取り付けるため、スペシャル金具を製作しました。無駄にステンレスです笑・・・てか、細かいものを作るにはステンレスの方が楽なんですよ。
この金具を見て、お客様は大変驚かれてました笑 まだ私のポテンシャルをご理解いただいてないようです笑
この金具は壁面のパネル（スチール製）にビス留めしますが、一部ITハンガーを使用するように指示がありました。
で、滅多に使わないITハンガー、しかもステンレス製のものを買ったのですが・・・。
たかだかM８のものがなんと、１本￥３００ですよ、奥さん！！ ドヒャー～～～！！
ケミカルアンカーとかド太いボルト、超特殊なボルト類ではこれ以上の価格のものも普通にありますけど、これは、やたら割高に感じますね！！
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