建植看板の製作設置

ベーカリーショップの建植看板の製作と設置を承りました。
誠にありがとうございます。

大人の事情でモザイク入り笑

1000×1500、全高２ｍ程度の小型の建植看板です。
支柱は75角のスチール、看板パネルはアルミフレームにアルミ複合板です。

条例かなにかで地面に50ｃｍ以上の穴を掘る場合は市に申請が必要とのこと。
通常このサイズの看板ですと、弊社の場合は70～90ｃｍ程度は埋め込んでおります。
基礎の体積を大きくすれば埋込深さは基礎強度には影響しませんが、大きくて浅い穴に支柱を差し込む形で固定しようとしても、セメントが固まるまで固定されず、グラグラのままになってしまいます。

こういった場合の対処方法はいくつかあるものの、今回は事前に基礎のみ施工しておき、後日本体を設置する形を取りました。

雨水は看板の上の方から伝わって降りてきて、支柱の根元付近まで流れます。

このため、基礎のコンクリートを少し地面より高くなるように施工しておく必要があります。
これを根巻といいます。

コンパネ（コンクリートパネル）などを箱型に組んで、中にセメントを流し込み、後日型枠を外すのが普通ですが、もう一度現場に行く必要があり、その分の金額をいただかなければならなくなってしまいます。

看板では常套手段で、型枠をステンレスで作り、コンクリートが固まっても外さずにそのままにするという方法があります。