大きなサイズのガラスに、シート切文字を内側から貼る作業を、同業者様より承りました。
誠にありがとうございます。
普通はガラスをサッシに嵌め込み設置してから作業するのですが、今回は設置してしまうと内側にアクセスできなくなってしまうため、ガラスの工場にお邪魔して作業させていただきました。
屋外広告物は法律によって表示面積に規制があります。ところがですね、「ガラスの内側に設置されたものは屋外広告物に入らない」という規定がありまして。
全く同じ表示でも、ガラスに外貼りしますと屋外広告物としてカウントされてしまいますが、内貼りすればカウントされないという、いわば裏技の一つなのです。
作業の指示は、「赤いシート切文字を内貼り後、白いシートを全面貼り」です。
これをその言葉通りに作業すると、まあまあ大変なんですよ。
赤と白を合わせると50㎡超えます。しかも、リタックを捲る作業が付いてきます。
リタックを捲る作業がどうして面倒なのかといいますと、ガラス表面は水が馴染みやすく、ウエット貼りするとシートが接着しにくくなり、リタックを捲るのが大変なんです。(これはこれで、そこそこ簡単にやる方法もありますが・・・)
この作業は、通常は2~3人がかりでやっているそうですが・・・。
私がそんなアホな方法で仕事するわけないじゃないですか笑
赤いシートと白いシートを予めラミネーターで貼り合わせておき、2枚重なったシートを貼っただけです。
貼り面積は半分になります。
9時半ごろに私一人で作業開始しまして、14時ごろに終わりました。
貼り始めました。
今見えている面は糊面です。
文字が大きいので、何をやってるか分からないですね・・・
これで完成です。
見た目には白いシートを貼っただけにしか見えません。
同じサイズのガラスが4面ありました。
反対側というか、設置すると外部になる側からみると、こんな感じです。
もちろん同様の手順で作業されている看板屋さんはいらっしゃると思いますが、頭が固い方(ゴメンチャイ)だと思いつかないかもしれませんね。
ちなみに私は、20年近く前から同様の方法で作業してます。
頭柔らかいんで笑
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