歯科医院様の看板工事を承りました。
誠にありがとうございます。
地元で古くから診療されている歯医者さんです。隣接する歩道の拡張工事に伴い、既設の看板、フェンス、植え込みなどの移設が必要になりました。
既設の行灯看板は移設改修。
この看板があった場所の境界線はセットバックされ、セットバックされたラインに塀を新設。その塀の上に別で新規看板を設置することとなりました。
まず、既設の行灯看板。
こちらは一旦撤去、引き揚げてきました。
こちらはロゴと呼んでよいのでしょうか・・・、書体は、おそらくはこの看板を製作施工された看板屋さんによって、この看板用にデザインされた文字ではないかと思います。私も昔はこうした看板でロゴっぽい書体を提案することがありました。昔の看板屋さんは、こういった事ができたんです。パソコンが普及してから、この手の書体はあまり見かけなくなったような気がします。
でもこれ、書体が太くて、古臭く見えてしまうんですよね・・・。
今回看板を製作するにあたり、数種類のデザインやフォントをご提案したのですが、あまりしっくりこないとのこと。元の書体を希望されました。
というわけで、同様のテイストで細い書体を、弊社にて制作しました。私は昔からやってますので、こういったことができます。同時に、文字として不自然な部分は直しておきました。
移設完了です。
根巻は弊社お得意の(?)ステンレス型枠タイプ。端材がたくさんあり、また型枠を外しに行く必要が無いため、安価でキレイに仕上がります。
行灯の外装は、看板と同色のロイヤルブルーで塗装。支柱のみ黒で塗装したのは、お施主様のアイデアです。
実はこういう色分けって、あまりしません。私も心配だったのですが・・・、実際にやってみると、かなり見栄えしますね。驚きました。
もう一つ、新設の塀の上に設置する看板。
途中でへの字に曲がり、全長で10m近い、横長の看板となります。
随分色々と考えまして、本体を総アルミで製作しました。フレームも面板もアルミです。
複合板ですと、遠目に観てもわずかな波うちが見えてしまうのと、ちょっと何かがぶつかっただけで凹んでしまうのが欠点です。
への字に曲がった塀に合わせて型取りして、2分割に製作して現場に搬入しました。
メインの面の院名は、総アクリの全面発光のLED文字。こちらはメーカーさんに製作依頼しました。電線が細い上にたくさんあるので、結線がイヤんなっちゃいます笑
他はシートの切文字です。
笠木はステンレス製です。
OH・・・早く標識と外灯を移設してほしいです笑
半年ほど掛かったプロジェクトとなりました。
お客様に喜んでいただけて、私も報われました。
日進市、東郷町をはじめ、愛知県全域の看板製作施工は、弊社にお任せください。
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