工場の屋根というか庇の上に、自立の箱文字看板の製作施工を承りました。
誠にありがとうございます。
大型折半屋根の上に文字裏鉄骨を組んで自立させ、箱文字を取り付けます。
必死にやってたので、工場内の製作写真が無いですね・・・汗

相変わらず何屋か分からない、積み込み済みのトラックの写真からです笑




普通に組んでいくだけですが、職人さんからツッコミが入りました。
折半への固定方法についてです。

ほとんどの看板屋さんの場合は、既製品のハゼ折り屋根用の金具や、アングラックなどの金具を使うと思います。
弊社では実は、それらを使ったことがほぼ無いんですよね・・・
弊社ではオリジナルで取付金具を作っています。そんなに凝ったものではなくて、フラットバーとアングルを組み合わせたシンプルなものです。組み合わせてボルトを締めるだけで折半屋根のハゼ折り部分に固定できるように作っています。
この方法にする理由は・・・、特にありません笑
いえ、理由が無いわけではないかな。
ツッコミが入ったので、今回あらためて、その理由を考えてみました。
物を作ることを生業とする以上、安易に既製品に流れることを良しとしない、ということですかね。
そして、内製するという判断をするのが、弊社の特徴の一つだと思っています。
仕事をさせていただく以上、何か自分が携わった証?理由?あるいは自分が携わったからこその結果は必要ではないでしょうか。じゃなけりゃ、自分がこの仕事をしている意味がない。
ケーキ屋を営む友人も言ってましたが、どこのケーキ屋さんも同じ材料屋さんから仕入れて、同じような分量で材料を混ぜ合わせていくと、どの店も同じような味になる。
看板もそうなんですよ。
その中でどうやって個性を出すか。こんな金具には必ずしも個性なんて要らないのですが、一国一城の主として仕事をする以上は、何かの特徴が無いと意味がありません。
ちなみに、オリジナルの金具にすると、コストが下がる可能性があります。あくまで可能性です。今回は下がってます。
また、設計の自由度は断然こちらが上ですね。既製品の金具に合わせた設計にする必要がありません。
こんなやり方なので儲かりませんが笑、楽しいですよー。
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