祭りだぁ~・・・とまでは行きませんが笑、同業の各社様よりカルプ文字を立て続けにご発注いただきました。
誠にありがとうございます。
一つ目は、なんと60ミリ厚のカルプ文字。
私が製作した中では、過去最大の厚みです。材料そのものが重たく、ミシン鋸の刃がカルプ内部で切断抵抗で撓りますので、独特の加工感がありました。もちろん私は長年の経験がありますので、すぐにコツを掴みました。綺麗に製作できたと思います。
抵抗が大きい分、さすがに時間が掛かりましたね~。
厚み部分は近似色で塗装しました。調色から承ります。ご注文くださるお客様に聞きますと、塗装・調色してくれる加工屋さんは少ないみたいですね。
二つ目。こちらは普通の30厚のカルプ。
良くご依頼いただくパターンで、裏面にスタッドボルトを立てました。
金属の文字の場合は、小さな部品でも3本以上のスタッドボルトを立てたりしますが、カルプの場合は本数少なめにしています。小さい文字で2本、濁点などは1本にする場合もあります。位置決め機能よりも、ずり落ち防止という感じですね。
個人的にカルプの取り付けは、裏面全面接着剤塗布での取り付けをお勧めしております。ですが、接着しにくい壁面素材、凸凹した壁面(凹凸の激しいサイディング、ジョリパッドなどの塗り壁、木板など)の場合は裏面にスタッドボルトがあると、取り付け作業が楽になります。
また、原寸を壁に張り、いきなりドリルで穴を開けるところから作業開始できますので、スピードが速いというメリットもあります。
ちなみに・・・、カルプ文字を両面テープ+シリコンコーキングで取り付けられる方がいらっしゃいますが、シリコンはあまり効かないですね。楽に作業したかったら、SUやスーパーXなどの新型ボンドをお勧めします。なるべく裏面全体に塗り広げたほうが良いと思います。
三つ目。これは何の変哲もない普通に切っただけのカルプ笑
上記の2つめにご紹介したカルプはツヤ消しの白で、こちらもツヤ消しの白。偶然、別のお客様から同時に同仕様のご注文でした。
カルプの場合はこれが結構ありがたくて、材料がケチれるんです笑
ゴミから製作できるケースもあります笑
「安い」と言われる理由のひとつは、この辺ですかね。なので、イレギュラーな仕様ですとお安くできない場合もあります。
弊社では、30tカルプ+アルミ複合板という組み合わせが最も多いので、一番お値打ちに製作できます。
同業者様からのご注文も承りますので、お気軽にお問い合わせください。