既設の地上塔行灯看板の内部照明を、LED化する工事を承りました。
誠にありがとうございます。
テレビやラジオなどで、「長持ちで消費電力が少ないLED電球に交換しましょう」などとよく言われていますが、LED蛍光灯に関しては、個人的な感覚では、ここ2~3年でようやく使えるモノがラインナップされてきたかな、という感じです。
結構ダメな商品も多くて、弊社でも苦労してきました。今は自信を持ってお勧めできるLED蛍光灯があります。
ちなみにねじ込み式の電球(口金がE26などと表記されているもの)は、使えるものはもっと以前からありました。
弊社はかなり早い時期からLED看板に取り組んできました。当初は使える商材が少なく、選択肢はほとんどありませんでした。
しばらくしてモジュールタイプが出てきて、やがて主流となり、その後、高輝度タイプが出てきました。これが10年チョイ前でしたかね?
各メディアで「LEDに交換しよう」とかワーワー言われ出したのはこの頃だと思います。
一般家庭の電気は100Vで、LEDは(大体の製品は)12V。100Vを12Vの変換する回路(トランス)が必要で、LEDの粒よりも先にこの回路がダメになります。
一見、トランスが無いように見えても、LED蛍光灯の中身にはこの回路が仕込まれています。
この回路が進化して、ようやく使えるようになったという感じです。
両面表示の行灯看板を改修してLED化する場合は、モジュールタイプを使うよりも、蛍光灯タイプを使ったほうがコスト的に有利です。本体から新作する場合は、モジュールタイプをお勧めしております。
足場を組み、アクリル面板を取り外し、40WタイプのLED蛍光灯9台に取り替えました。
内部が錆びていましたので、清掃してさび止め塗装。外装と支柱も塗装しました。
メッチャ明るいです。
同時に、診療案内サインも取替えさせていただきました。
2種類のデザイン案を提出させていただきまして、白黒でシンプルな方に決まりました。
アルミ複合板にシート切文字貼りで、取付金具一体式の額縁はステンレス製です。元々はステンレスで製作するお約束ではなかったんですが、勝手にやっておきました笑
自社でステンレス加工を行っておりますので、こういったものはお手の物なんです。
この診療案内の照明も弊社にて取り替えさせていただきました。もちろんLEDで、ちょっといいヤツというか、ブランド製品です。
建植看板にこのタイプの照明器具を使うのはあまり好きではありませんが(トラフの蛍光灯器具みたい)、こういった使い方はオシャレですね。
医療施設の看板は施工実績が多く、豊富なノウハウがございます。
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