社名を変更されるとの事で、このタイミングで既設の看板を一新することとなりました。
ご依頼くださり、誠にありがとうございます。
まずは、ポールサイン。
内部は出来る限りクリーニングして再塗装、特に一番下の部分は水が溜まって錆びやすいため、底面の板金を取り外して塗装しました。これで当分の間は心配は要りません。
支柱、看板外装も全塗装です。
アクリル面板は入れ替えました。
壁面看板は大小合わせて3基あり、全て同じサイズの看板を製作、取り替えさせていただきました。
元の看板は昔ながらの木枠のトタン看板でした。軒の下に入ってまして雨水がかかりにくいため、そこまで傷んでいなかったのですが、一部、額縁が落ちたり、木枠が腐ったりしていました。
取替え作業時に、額縁を外すと、当然取付ビスが現れるだろうと思ったら、どこにもビスが無いじゃありませんか笑
何と、壁面内側(室内側)から看板の木枠にビスを打ってました。こんな取付方法は初めて見ました笑
しかし、ある意味では理に適った、画期的な方法ですね。取付条件が下地の位置に左右されません。
新しい看板はもちろん、アルミ枠のアルミ複合板です。
表示はインクジェットではなく、敢えてのカッティング。
最近はここまでカッティングをやらないので、たまにやるとテンション上がりますね。
あまり頻繁に看板の入れ替えをされるような業態ではないだろうと言うことで、より長持ちするカッティングを選択しました。
ホントはインクジェットで製作して、7~8年で改修していただくのが嬉しいんですけどね笑
元の看板で使われていたご社名の文字は、当時の看板屋さんが手書きした隷書を元にしたものだそうです。
折角なので、久しぶりに私も同様に筆で隷書を・・・と思ったら、ア、アレレ・・・汗
結局、既成のフォントを改造して作りました。
あと、ポールサインの真下に「こども110番の家」の看板が建ててあったのですが、根腐りしていたようで、脚立をぶつけて倒してしまいました。
傷んでいたとはいえ、看板屋さんが看板を壊したらシャレにならないということで、鉄の角パイプの支柱に入れ替えて直しておきました。