私は小学生の頃に宇宙戦艦ヤマトを見て以来、ヤマトの大ファンです。
一方で、ガンダムは当時は見たことがありませんでした。最近になって初代のテレビシリーズ(いわゆるファーストガンダム)を配信で5~6回見まして、随分詳しくなりました笑
私は子供の頃は、親がテレビをあまり見させてくれませんでした。ハイジ、大草原の小さな家、知識が付きそうなクイズ番組、時代劇(私の父が好きだったのです)、大河ドラマなど、親が選んだものばかりでした。例外的に、8時だヨ全員集合は、見させてもらってました。
私が小学5年生の時に姉が難病で長期入院しまして、私は一時的に鍵っ子になりました。
この時とばかり、コッソリとテレビを見まくったんです笑
ちょうどこの時、ヤマトの再放送か、再々放送だったかがありまして、これを見たのが最初です。
ヤマトもガンダムも初回放送ではあまり流行らず、再放送時にブレークしたそうで、私が初めてヤマトを見た頃には、既にガンダムも流行ってました。ただ、たまたま私がテレビを見れる環境にあったときに、ガンダムの放送が無かったんですね。
この頃のアニメは主に子供向けで、本格的なストーリーのものは無かったと思います。
例えば、漠然とした存在の「悪者」である敵が出てきて戦って、最終的には主人公サイドが勝つというストーリーなわけです。
単純に世界征服を目論んでいるという設定があるだけで、なぜに世界征服を企むのか、理由はウヤムヤでした。
ヤマトでは、敵であるガミラスは、母星のガミラス星の寿命が近く、移住先を求めて他の星を侵略しているという設定でした。ヤマトのクルーたちはイスカンダルに向かう途中で、ガミラス人は肌の色が違うだけで、自分たちと同じ人間であることを知り、捕虜を解放します。
ガミラスの軍人としてプライドの高いドメル将軍、地球人との共存を訴えるヒスなど、単なるこども番組に終わらない要素が盛りだくさんでしたが・・・・、如何せん設定が薄っぺらでしたねぇ笑
子供ながらに「いや、これは絶対ないだろ!」というシーンも多かったです笑
ガミラス星の硫酸の海で第3艦橋が溶け落ちたのに、次週には再生してましたし笑
ガンダムは、ヤマトの製作スタッフが数多く携わっているそうですが、本編では語られない裏設定などがきめ細かく考えられ、既に今現在続いている「一年戦争」の、途中からストーリーが始まるわけです。
説明くさいセリフがなく、小学生以下だとストーリーは分かんないんじゃないですかね。
私自身、5~6回見ても、見るたびに「ああ、これはこういうことか」と腑に落ちるような、新しい発見があったりします。比べるのはナンセンスですが、ヤマトよりもガンダムの方が、ストーリー性ははるかに上ですね。40年経った今でもシリーズが続いている理由が分かります。
なんだか長くなりそうですので、続きます笑