いつもお世話になっている建築業者様から、建築業者様自社の看板の改修をご依頼いただきました。
誠にありがとうございます。
こちらの看板は、もちろん弊社が施工したものです。調べましたら2008年でした。自分で言うのもなんですが、しっかりとやってありますね~。
カッティングで施工してありました。
こちらの会社のイメージカラーが、ちょっと珍しい色で、中川ケミカルのNOCSという、カラーチャートをカッティングシートとして商品化したような材料で施工したものです。
ところが、NOCSはインクジェット化の波に飲まれて、すでに廃盤。
今回はインクジェットで施工です。
鉄枠にアルミ複合板ですので、板のジョイント位置でのシートの割れが心配です。
あえて古い板の上に新しい板を重ね張り。板採りを変えて、ジョイント位置が全く違うようにしています。
北向きですし、割れないのではないでしょうか。実験を兼ねているとは、口が裂けても申し上げられません笑
さてさて、縦1200×横6000で、にゃんとインクジェットは1枚もの。
これを一人で貼りました。
この難しさは、同業者さんならわかっていただけると思います。ちょっとしたコツがあるんです。
私がまだ勤め人で、業界に看板用インクジェットがなかったころ。
3Mのシステム、スコッチプリントで印刷した、長さ12m(だったと思います)の1枚物横貼りを、夜間工事で貼ったことがありました。縦は80㎝程度だったと思います。
自分が施工方法を考えるなら、絶対に1枚物にしないんですが、システムを所有していた某社から、支給されちゃったんですよね。
当然、上手くいくはずもなく笑、右から貼り始めて、貼り終わり時点で2~3cm下がってしまった覚えがあります。後日、途中で切って剥がして、半分貼り直しになりました。
今の時代にそんなものを支給してくる人がいたら、磔獄門ですね。てか、今は知恵があるので、それなりに施工してしまうような気もします。
LINEでもお問い合わせいただけます。