大理石の天板を乗せるテーブルの、脚部の製作をご依頼いただきました。
誠にありがとうございます。
看板屋さんが何故にテーブル!? と思われるかもしれませんが、ちょいちょいそういったご依頼もございます。
店舗什器、装飾金物、ステンレスの手すりやバリカー、木製の建具の木工だけでは表現できない部分の金具類など。
ご依頼くださるのは店舗工事をされている建築業者様が多いです。
金物屋さんと同等の技術を求められるので大変ですが、勉強も兼ねて快くお引き受けしております。
あまり大掛かりなものは困りますが、看板をご依頼くださるついでとかですと、手間も省けて便利じゃないかと思います。
今回のテーブルは、脚部を床に近い位置で繋ぐ「貫(ぬき)」がありません。単純なようで、正確に作るには意外とテクニックを必要とします。
脚を全て完璧に垂直に仕上げるのは、かなり大変なんです。
前回の記事では「逆歪み」というテクニックを使いましたが、今回は逆歪みに加えて「お灸」という技も使いました。
歪んでしまったものを、反対側に火を入れて、わざと逆に歪ませるテクニックです。精密金物の現場でよく使われるテクニックじゃないかと思います。
コンセント用の穴。割と細かい数字を指定されまして、困ったぞ・・・と考えてジグソーで抜きました。
たまたま偶然、全く同じ色で焼付塗装に出す金物があり、一緒に塗装屋さんに持ち込み。
出ていく日にちも現場も違うので、一緒に梱包しないでくださいね、ピストン運航して別々に引き取りに来ます・・・と念押ししたにもかかわらず、、、、
ドーン!!!
パレット一つにまとめて梱包されてました涙
しかもわざわざひっくり返してあるんで、吊カンが下側に行っちゃってるじゃないですか・・・
焼付塗装屋さんは数人で梱包してフォークリフトで移動させるからいいですが、あたしゃ一人で天井クレーンで吊るんで、テーブルをひっくり返されちゃうと大変なんですよ汗
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