買取ファミリー日進店様が知多に移転され、看板工事をご依頼いただきました。
誠にありがとうございます。
お客様は大きめサイズの壁面看板をご希望でした。
お店は通り沿いですので、取付作業にバケット車を使うと、道路使用許可・ガードマンなどが必要になります。
結果、工事費が上がってしまうので、バケット車を使用せずに取付できるものということになりました。
取付位置としては2階の窓部分しかないのですが(庇の屋根の上に脚立を立てることができないため、窓の上部への取付はできません)、実は、窓を塞ぐかたちで看板を取り付けるのは、屋外広告物法で禁止されています。
元々は消防法に連動した決まりで(と認識しています)、万が一の火災の際に避難経路がなくなってしまうというのが理由です。窓が無くなるので、見た目的にも不自然ですよね。
窓部分に看板を取り付けるには、いくつかの逃げ道があります。
その中で最も王道と言えるのが、看板をテントで製作する方法です。
テント看板は、一般的には丸パイプで組んだフレームに幕を展張します。今回はできるかぎり普通のパネル看板に見えるようにしたいな、と考えて、角パイプにしました。
取付作業がヘビーになることが予想されたので、より軽くなるよう、アルミフレームです。
建物が予想外の構造で、金具の取付にはとんでもなく苦労してしまいました。いやー、こんな建物ってあるんですね笑
ロープで展張するのもまあまあ慣れてきました。
以前は小さなテント看板でもテント屋さんに来てもらって施工していましたが、諸般の事情で(ややこしい事情です笑)テントの施工にも手を出すようになりました。
理屈はFFと同じなのですが、看板の裏面で展張したり、逆にフレームより小さいサイズの幕を張ることもあったり(編み込んだロープが正面から見える状態)、独特のコツが必要になりますね。
サイズは1200×5000、「ハリケーン」という強度の高いターポリン、シート切文字貼り。一部インクジェット印刷です。
1階のガラス面にはインクジェット印刷シートを貼りました。透過性のあるシートなので、店内の照明で光って見えます。
このガラスの内、1枚は店内からペンキが塗ってありました。
何故にペンキ!?笑
あまりに見た目が悪いので、これくらいはサービスで剥がしますよ!!と安請け合いしたら、大ハマり!!笑
2m角くらいのガラスたった1枚なのに、二人がかりで2時間近く掛かってしまいました。
スクレーパーの刃を何枚使ったんだろう?
フィルムの場合はガラス1枚あたり刃も1枚程度ですが、ペンキは硬いんですよ。
現場で発生した予想外の作業にも、快く対応いたします。
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