屋上広告塔の照明器具の取替工事のご依頼をいただきました。
誠にありがとうございます。
この屋上広告塔には、一世を風靡したホロフェーン社製のサインビューが6台設置されていました。ホロフェーンはロンドンで設立された老舗照明器具メーカーで、現在はイギリス・アメリカに拠点があります。サインビュー&パネルビューは2000年ちょい前あたりから5~10年ほど、大型広告板における国内採用率がほぼ100%(これは言い過ぎかな笑)というバケモノ商品です。タバコの広告板禁止で数を減らし、その後LED照明器具に取って代わられました。すでに生産中止されており、この現場は数少ない生き残りと言えます。
少ない台数で大きな面を均一に照らす優れた照明でしたが、LED主流の世の中で淘汰されました。欠点は、クソ重い(25㎏)ことですかね。
今回はこれを岩崎のLED照明器具に交換します。
岩崎の器具は、おそらくホロフェーンの照明器具の後釜になることを意識したのでしょうシランケド笑
台数を変えなくても、器具のアームを(加工すれば)流用できるようになっています。
屈伸式のバケット車で取替作業しました。
器具が重たいので街中の作業はヒヤヒヤです笑
縦型配光の製品で、二つに分かれたランプは外側が上部を照らし、内側が下部を照らすようになってます。このガンダム感、なんとかなりませんかね?笑 デザインはイマイチ。
私の予想では、この手の照明器具はどんどん小型化して、比較的近い未来にはレンズや反射板が必要なくなって、その機能は一つのモジュールだけで補えるようになるでしょうシランケド笑 私が生きてるうちに、手のひらサイズ以下になるんじゃないですかねシランケド笑
写真が分かりにくいですが、屈伸式のバケット車はこんな芸当ができます。ほぼフルブーム(伸びきった状態)ですので、かなり揺れます。初めて乗るとおしっこチビっちゃうんじゃないですかね笑
無事点灯しました。ワイヤーは落下防止のためのものです。
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