壁面広告板撤去工事

10年以上前に弊社にて施工した壁面広告板の撤去工事を承りました。
誠にありがとうございます。

弊社は創業当初からアルミ製看板枠の有用性に着目し、内製化して売りの一つにしてきました。しかしコストや必然性の観点から業界内ではあまり認められず、この頃は鉄枠が多かったです。
こちらも鉄のアングルでフレームが組んでありました。

鉄枠ですとまあまあ重たくなってしまうため、施工性が悪いです。当時は色々と工夫していました。
こちらはH3000×W4000で、今ならばH3000×W2000のアルミフレームのパネルを横並びにしますが、鉄の場合は重たくて、取り付けに苦労してしまいます。
この看板は、H1000×W4000の横長のパネルを、3段積みで施工してました笑　一番下を取り付ければ、あとは載せていけるので、楽なんです。当時、ちょくちょくやってた方法です。

設置工事時は、直下は空き地でした。22ｍの直進バケットで施工したと記憶していますが、現在は隣地にビルが建ってしまいました。
屈伸式のバケット車で作業することとなりました。

また、媒体のビルは元はコンクリート剥き出しでしたが、現在は塗装されています。
パネルを取り外したのちに壁面をしっかりとクリーニング、シーラー塗装後、壁面塗装しました。
持参した調色用ペイントの元色に限界があり、色は完全な再現はできませんでした。
こういった作業で、パネルを外しっぱなしで終える看板屋さんが多い中、弊社ではお客様やビル主様の気持を考えた施工を心掛けております。