オリジナリティの高いチョコレートのお店、緑区の「QUON」様より、小型の地上塔看板の製作設置のご依頼をいただきました。誠にありがとうございます。
本体は□75の角パイプで組んだシンプルな構造で、表示はアルミ複合板＋インクジェット印刷シート貼りです。赤さび塗装の金具は、運搬用の治具です。
元々予想してましたが、旧テナント店舗のポールサインの基礎が出てきましたので、アンカーボルトで固定となりました。
みょーん、と長ーい一次配線をしまして、両面に照明器具を取り付け。LEDは消費電力が少ないため、既設の照明器具からの分岐が楽です。以前のバラストレス水銀灯等だと、電圧不足とかで苦労しちゃってたんですよね。
さてさて、こちらのお仕事は、他社様との相見積もりで弊社にご依頼いただきました。
看板屋さんは各社、得手不得手がありますし、他の業界と比べて超多品種を扱うため、自社が得意とする部分のみ内製として、他は外注にすることが多いです。
内製率の高い看板屋さんは、社員さんが何人もいらっしゃることが多く、見積もりが高い傾向があるようです。
弊社は全国的に見ても珍しく、主要な製作物をほとんど内製化してます。零細企業としてはほとんど例がないでしょう。
価格が安いことを売りにしているつもりは１ｍｍもありませんが、他社さんと比べて、結果的にはかなり安いようです。
今回は特に珍しい加工・難しい加工がない、普通の製作物でしたが、相見積もり時点で他社さんの価格の3分の2以下だったそうです。ご予算はもう少しあるとのことでしたので、サイズを大きくしました。さらに、元は含まれていなかった照明器具の取付まで行いました。
価格が安いのは企業努力の賜物であり、質を落としているわけではありません。これは過去の実績を見ていただければご納得いただけると思います。
もちろん人間ですので、不得手なものもございます。
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