名古屋市北部を中心に保育園を展開する「てとろ保育園」様より、建設予定地看板をご用命いただきました。
誠にありがとうございます。
この時はスケジュールが最もピーク状態でしたので、死にそうになりながら行ってまいりました笑
3×6判サイズの建植です。
めっちゃ久しぶりに木材を仕入れましたが、一頃と比べて、多少木材価格が下がってきたように感じます。
私が初めて看板屋さんに就職した頃は、木材とトタン、ペンキが基本でした。しかし今や、その3つのどれもほとんど使わないという・・・。
ペンキはスタンダードな仕事としては扱っているものの、看板の表示面を塗装で仕上げることは、書文字を除いて滅多にありません。
建植看板用の鉄骨は作りますが、台風などのリスクを避けて一定以上の規模の建植看板の仕事が減っており、また、弊社の仕事が全体的に金物や板金系にシフトしているのが理由です。また、アルミの溶接ができるという強みを生かして、一定以下のサイズの看板はアルミで製作してしまうようになったことが大きいですね。アルミだと塗装しないというか、塗装せずに済むんです。
話が逸れました笑
地面に近いところに水平に木材が取り付けられているのは、「根がらみ」と言います。
一見何の働きもしていないように見えますが、実は結構重要なんです。
これがあることにより、完全に三角形になりますから、変形しなくなり、倒れてしまう可能性が低くなります。
ちなみに・・・何度か書いていることですが、基礎内部で鉄の支柱に対してアングルの杭を斜めに打ち込むなどして補強することを「根がらみ」と呼ぶ人がいますが、それは誤用です。
小さな看板ですと、お客様がご自身で杭打ちをして設置されるケースがあると思います。
ところが杭打ちって意外と大変で、簡単には入らないんですよ。
やるとしたらアングルの杭か、単管などを掛矢で打ち込むくらいでしょうか。
(アレッ、「掛矢」って変換しても出てきませんね・・・笑 大きいハンマーの事です)
こちらの仮設看板は支柱、控えともに全て穴を掘って埋めています。
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