日進旭丘幼稚園様より、屋上に取り付けられた看板の改修を承りました。
誠にありがとうございます。

屋上には、看板の下地やフェンスを取り付けるための、コンクリートの柱型があります。ここに上下2本のCチャンネルが取り付けてあり、そのCチャンネルに鉄枠のパネル看板が取り付けてありました。
このパネルを新しいものに取り替えます。
作業は、授業参観か何かの代休の月曜日に行いました。当日は昼近くなって7mの風が吹き始めましたが、相方がその天気予報を事前にチェックしており、特に危険な状態になることもなく作業終了しました。
元々は既設パネルに複合板を重ね張りするか、という案もありました。
お見積を提出したことろ、パネル取替になりました。弊社はアルミ溶接フレームは内製ですので、安いのです笑
既設の看板は、パネル1枚のサイズが1200×1350でした。アルミ複合板の規格サイズの関係で、1200×1200の正方形にした方が安くなります。弊社の価格設定の都合です。横幅で15cmの差ですが、仕上がった際の実際の文字サイズは、それほど変わりません。
このあたりをご説明し、1200×1200にサイズダウンしました。

取り外したパネルの下部。
角パイプ内部は水が溜まりやすく、長く設置され続けた看板は錆びて穴が開いてしまいます。
今回はパネル交換となり、結果オーライです。




表示はインクジェットシートではなく、カッティングです。
何度も書いていることですが、インクジェットよりもカッティングの方が長持ちします。どちらも美観を保てるのは7~8年程度(若干インクジェットの方が短命)なのですが、インクジェットは傷み始めると超ボロボロになり、カッティングは色あせるだけで粘る感じですかね。施設名の看板、店名看板、会社の看板は、頻繁に取り替えるものではありません。表現上の必然性がない場合は、カッティングで製作しています。
一定以上小さいものなどは、インクジェットの方がコスト面で有利なのと、短期間での改修サイクルのリスクが低いため、インクジェットで施工する場合が多いです。
アルミにはビスが効きませんので、スチール製の金物でガッチリと取り付けてあります。金物は下地に隠れているので、写真では見えません。

さてさて・・・。
取り外してきたパネル。分別処分のため、重ね張りされた複合板を外して、大元の旧表示とご対面。カッティングで施工、手切りですね。パネルは40角の角パイプでフレームが組まれ、トタンが張ってあるのですが、どうにも見覚えがあります・・・。
憶測の域を出ませんが、トーゴーアート在職時の私の作品では・・・笑
現場の記憶は全くないので、他の人が行ったのでしょう。
LINEでもお問い合わせいただけます。
