飲食店の店内の金物工事を承りました。
誠にありがとうございます。
看板屋さんなのに何故に金物工事なのか。
昨今は街中はチェーン店ばかりになりました。
例えばコンビニや、全国展開の飲食店、自動車ディーラーなどは、完成した看板を支給しますから取り付けてください・・・という仕事がほぼ全てで、街の看板屋さんが自前で看板を製作するという事はありません。
一見、チェーン店ではないように見えるお店も、一定以上の規模のお店の場合は、どこか大手の資本が入っている、あるいはデザイナーさん、コーディネーターさんが頭に立ち、どこかの有力看板屋さんが請け負って看板を製作、街の看板屋さんはその看板を支給されて取り付けるだけ・・・みたいな仕事が大半です。
弊社の場合、支給品の看板の取付仕事は、原則としてお断りしております。
自分が最もやりたい部分、やるべき部分が無い仕事は、お引き受けする意味がありません。
もちろん、長いお付き合いのお客様からの依頼ですと、多少のことは受け入れていますが、小さな看板屋さんでここまで言い切っているのは、全国的に見てもかなり珍しいと思います。
で、支給された看板を取り付けるくらいなら、創意工夫ができて、スキルが向上する金物工事は積極的に受け入れる、という感じなのです。
実際、この技術は、看板製作にフィードバックできますし、シート貼りしかできない看板屋さんがシートを貼るよりも、ステンレス加工ができる看板屋さんがシートを貼った方が、仕事全体の厚みが全く違ってくる・・・と考えています。

養生してしまっているので分かりにくいですが、角パイプの飾り枠です。
スチールの角パイプを梯子状に組み、粉体塗装で仕上げました。
ミラーや、フェイクグリーンが組み込まれます。


これは、店内の壁の開口部のステンレス額縁カバーです。
壁自体がL字に曲がっている部分の開口のため、額縁もこのような加工になります。
写真はTIGでくっつけただけの状態で、このあとヘアラインを研磨して仕上げました。

ちょっと分かりにくいですが、これも開口の額縁です。

壁の腰下にステンレス板を張りました。
こういう仕事をすると、看板屋さんって全体的に、損な役回りだなぁと実感しますね笑
納期とか、現場の制限とか。また、あまりにも様々なことをやらなければならないので、設備が必要になるわりに、規模が小さいのでお金にならないとか・・・笑
看板以外の仕事は楽です笑
私は何でも屋であることを誇りにしていますが、ビジネスとして考えれば、何かの作業に特化して、仕事が途切れないのが一番いいと思います。
私がやっていることは、生き方としては面白いですけど、ビジネスとしては負け組ですね笑

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